75: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/16(金) 22:12:00.68 ID:LptKL4w+o
February Forth Friday 12:00 〜卒業式・終了後〜
-とある高校・校門付近-
ワイワイガヤガヤ
上条「さーて、終わった終わった。早く帰ってインデックスの飯作ってやらなきゃいけねーなー」
モブ卒業生A「Bちゃんっ! 卒業してからも毎日連絡するからね!」
モブ卒業生B「うん! ときどき会って遊ぼーね!」
モブ在校生A「Cセンパイっ! 絶対に次の大会では一番になってみせるッス」
モブ卒業生C「おうっ! あ、あとは頼んだぞ後輩よおおおおおおおおおっ!」
上条「……やっぱ卒業式だから盛り上がってんなあ。まあ俺は仲いい先輩とかいないからなー」
上条「ま、早く帰れるって考えれば得っちゃ得だな」
上条「……まあ、それはそれで寂しい気がしないでもないな」
芹亜「や、やあ上条」
上条「ありゃ? 雲川先輩じゃないっすか……ってえっ、雲川先輩その格好……?」
芹亜「そう。お前の思ってる通り、今日私はこの学校を卒業したわけだけど」
上条「雲川先輩って三年生だったんすか。何か知らないけど勝手に二年生だと思ってた」
芹亜「……うん。私も本当はそうしたかったんだけど、世界の不条理には逆らえなかったわけだ」
上条「?」
芹亜「……ごほんっ。というわけで、私は卒業しました。だから、何か感動的なシーンを一つでもどうぞ」
上条「そんなこと言われてやっても、ただの茶番になること請け合いだな」
芹亜「まあ私もそんな茶番好きじゃないから、別にやってくれなくて結構だけど」
上条「じゃあ何で言ったんだよ……」
芹亜「いや何となく。でもあれだ、その場のノリって大事だけど」
上条「滅茶苦茶だよこの人。……まあいいや、ごほんっ、じゃあ感動的じゃないけど一つ」
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