74: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/16(金) 22:11:15.90 ID:LptKL4w+o
結標「……あっ、何か話終わったみたいよ!」
姫神「付いてきたのはいいけど。とくに得られる情報はなかった」
吹寄「てか早く戻ったほうがいいんじゃない? さすがにアクセラに覗き見してたのバレるわけにはいかないもの」
結標「そうね。ってもうこんな時間っ!? お昼食べる時間あるかしら……」
姫神「急いで戻らないと」
一方通行「そォだな。飯どころかコーヒーを飲む時間さえ消え去っちまう」
三人「「「!?」」」
一方通行「おォーおォー、予想通りのリアクションお疲れさン」
吹寄「なっ、き、気付いていたのっ!?」
一方通行「……まあな」
姫神「気付いた上で。ここまで泳がせていたという。ずいぶんと意地悪ねアクセラ君」
一方通行「盗み聞きしてるオマエらほどじゃねェと思うがな」
結標「わ、悪かったわよ。ちょっとした好奇心でやっちゃったのよ」
吹寄「でも安心して頂戴。距離がありすぎて全くと言っていいほど話聞こえなかったから!」
一方通行「そォかよ。そりゃ残念だったな」
姫神「どうせ盗み聞きがバレてるのだから聞くけど。一体何の話をしていたの?」
結標「あっ、それ気になるわ……ま、まさかこ、告白とかじゃないわよね……?」
一方通行「厚かましいヤツらめ。オマエら絶対ェ謝る気も反省する気もねェだろ。あったらそンなくだらねェ質問してこねェはずだからな」
吹寄「そんなことないわよ。本当に悪いと思ってる。だけどまあ、気になるものは気になるというか」
姫神「そう。それ」
結標「は、早く言っちゃいなさいよ一方通行」
キャッキャキャッキャ
一方通行「……ハァ、頭痛てェ」
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