結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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593: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/12/11(土) 23:53:44.40 ID:EQdefISBo


二〇〇Y年一月七日。
結標淡希へレベル5判定を受けたことを通達。


〜〜


二〇〇Y年一月八日。
他組織で結標淡希に価値を見出し取り込もうとする者の動きが見られる。
ある程度の組織ならこちらで対処できるが、実力行使で来た場合の対応が難しい。
そこで、結標淡希とクラスメイトであり友人でもある土御門元春。彼が所属する暗部組織『グループ』に目をつける。
それらの組織を不穏分子として扱い、グループへ処理の依頼をかけることとする。


〜〜


二〇〇Y年二月二二日。
結標淡希が超能力者(レベル5)になってから最初のシステムスキャン。
結果から言うと著しい能力の向上が見られた。トラウマという足かせがなくなったことによる効果だろう。
さらに、こちらの想定より上昇値が二一%高いことから、一方通行との共同生活も関係していることも大きな要因と考える。

(中略)

この結果なら、『空間移動中継装置(テレポーテーション)計画』の素体として十分運用可能と判断。
計画を再び進行することを決定する。


〜〜


二〇〇Y年三月二○日。
計画の進行が決定してからあれから約一ヶ月。
結標淡希をこちら側に引き込むために、本計画を隠蔽し別の実験として協力の依頼を一七回掛けたが全て断られる。
報酬金額を予算限界額まで設定しても拒否をされた為、この方法では引き込めないと判断。

(中略)

その為、結標淡希の記憶を戻し、学園都市に仇をなす犯罪者として捕縛することにより、計画に引き入れることが有効とする。


〜〜


二〇〇Y年三月二一日。
記憶を回復させるファーストプランとし、再び心理掌握(メンタルアウト)食蜂操祈へ依頼する案が上がる。
以前のこともあるため、一度だけと決め、コンタクトを取った。
そのあと直接接触して交渉するところまではいったが、やはり決裂。


〜〜


二〇〇Y年三月二二日。
記憶を回復させるセカンドプランとし、記憶が回復するきっかけを能動的に起こすことにより対処する案が上がる。
不確定な案なため反対意見が多数上がるが、他に容易に解決出来る案が上がらなかった為、この案を進行させる。

(中略)

以上のことから『残骸(レムナント)』事件の関係者、『白井黒子』、『御坂美琴』、『一方通行』を起点とした計画を他組織へ依頼することが決定する。



 これ以降、このテキストファイルには何も書き込まれていなかった。


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