結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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51: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/09(金) 22:07:56.16 ID:hun+MW17o


一方通行(しかし本当にこの胸騒ぎは何なンだ? チラシを見てから……いや、正確にはチラシのカエルのストラップを見てからだ)

一方通行(クレープ、カエルのストラップ、クソガキが大好きなストラップ、正確には妹達(シスターズ)全員が好き、つまり元のオリジ……あっ)

一方通行(……いやいやいやいや、そンな安易な展開二度もあるわけねェだろ。もし神様ってヤツがいンならこンな面白みのねェことを繰り返すわけ――)


??「――あっれー? 何で今日に限ってこんなに混んでるわけ? まさかみんなゲコ太ストラップ目当てでッ……!?」


一方通行「神様ってホントクソだと思わねェか!? なァ超電磁砲(レールガン)ッ!?」

美琴「えっ!? いきなり何……って一方通行ぁ!? 何でアンタがこんなところに!?」ビクッ

打ち止め「あっ、お姉様だ! やっほーお姉様ー! ってミサカはミサカは久しぶりの再会に喜びを覚えてみたり!」

円周「ここで超電磁砲が登場かー。シナリオ的には悪くないかな」

禁書「ん? 何でこんなところに短髪が……」

美琴「……というかまたこの面子なわけね。何か新しい子が一人増えてるみたいだけど」

一方通行「超電磁砲。頼むから俺の前から消えてくれ」

美琴「なっ、何でアンタなんかに指図されなきゃいけないわけ!?」

一方通行「オマエアレだアレェ、もォこのネタ前にもやっただろォが! これ以上続けて『お 約 束』とかにされてもこっちが困るンだっつゥの」

美琴「はあ? 知らないわよそんなの! アンタの勝手な事情を私に巻き込まないでよ!」

一方通行「見えてンだよオチがよォ、ちょうどオマエの番になってクレープが売り切れる未来がなッ」

美琴「ふん、今回は50ポイント集めるとかじゃないし、そんな都合よくベタ展開が起こるわけ――」チラッ


禁書「……何? 私の顔に何か付いてるのかな?」


美琴「…………」

禁書「?」

美琴「お願い一方通行ぁ!! 列の順番代わって!!」

一方通行「面倒臭せェ」

美琴「そこを何とかっ! お願いっ!!」

円周「アクセラお兄ちゃんが第三位の頭を下げさせてる。さすが第一位だね」

打ち止め「この場合あの人じゃなくてインデックスの存在が一番大きいんじゃないかな、ってミサカはミサカは冷静に状況を分析してみたり」

一方通行「つゥかよォ、今回はオマエの言う通りストラップを手に入れるために50個クレープを頼む必要がねェ。なのに何でオマエはこォも食い下がってきやがるンですかねェ?」

美琴「普通に考えたらそうだけど、よくよく考えたらこのチビシスターがいるんだったら話は別よ! 50個近いクレープを平然と平らげるようなヤツが目の前にいて売り切れを危惧しない馬鹿はいないでしょ!」

一方通行「ンだァ? さっきとは打って変わった意見じゃねェか。『ベタな展開』は起こるわけねェンだろ? だったら大人しく待ってりゃイイだろォが」

美琴「……え、えっと、その。ど、どうしても……だめ?」チラッ

一方通行「……ハァ? 何だよその上目遣いはァ? クソガキといいこの俺がそンな低能な真似でなびくと思ってンじゃねェよ」

美琴「ぐっ、別にそんなのしたつもりまったくなかったけど何かムカつくッ!」

円周「さすがアクセラお兄ちゃん。女子中学生の上目遣いには少しも反応しない、まさにロリコンのかが――」


ゴッ!!


一方通行「さて、そろそろ俺らの番だな」

円周「あれ? おかしいなあ? 事実を言ったのはずなのに頭が痛いぞ?」ジンジン

打ち止め「エンシュウ。何かすごい目であの人がこっち見てきてるからそれ以上変なこと言わないほうがいいよ、ってミサカはミサカは忠告してみる」





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