388: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/10/15(金) 20:51:39.19 ID:5KotB6GBo
同日 同時
-スターランドパーク・第四休憩所-
一方通行「…………」ボォー
一方通行「……? いつの間にかコーヒーが空になっていやがる」
一方通行「チッ、もう一本買うか……」ガチャリガチャリ
禁書「――あくせられーた?」
一方通行「……チッ、今度はオマエか」
禁書「こんなところで何やっているの? みんな向こうの喫茶店でお茶しているよ」
一方通行「そォかよ」
禁書「……どうしたの? 行かないの?」
一方通行「あァ? 行くわけねェだろォが」
禁書「なんで?」
一方通行「何で、ってオマエそンなこともわからねェのか?」
禁書「うーん、あっ! わかったんだよ! 喫茶店の場所がわからないから行けないんだね?」
一方通行「ハァ? オマエじゃねェンだからそンなわけねェだろ」
禁書「むぅ、見くびってもらっては困るかも。私は一度覚えたことは絶対に忘れないんだよ? 何なら今から喫茶店まで案内してあげてもいいよ?」
一方通行「うぜェからすンな」
禁書「うーん、場所がわからないわけじゃないのなら一体何で行かないの?」
一方通行「……オマエ、それ本気で言ってンのか?」
禁書「?」
一方通行「チッ、俺は今アイツらと顔合わせる気もねェし、アイツらも俺の顔なンざ見たくねェだろ。そォいうことだ」
禁書「うーん、そうなのかな? みんな別にそんな様子じゃなかったと思うんだけど」
一方通行「たとえそォだとしても、俺が顔合わせたくねェンだ。もォ俺なンて放っておいて帰れよクソシスター」
禁書「…………」ジー
一方通行「あァ? 何だよさっさと俺の前から消えろ」
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