結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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33: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/04(日) 00:09:02.96 ID:BuzE8qjgo


小萌「……上条ちゃん」

上条「……はい」

小萌「上条ちゃんは今回のテスト、このテストの結果を見る限りよっぽど頑張って来たようですね」

上条「…………」

小萌「先生正直びっくりしましたよー。どうせまた赤点を取って補習をしなきゃいけないのか、なんて先生が絶対思ってはいけないことを思っちゃってたのですよ」

上条「…………」

小萌「だから先生は反省しなきゃいけません。そしてこれからは上条ちゃんはやればできる子ですって、ちゃんと上条ちゃんを信じていきます」

上条「…………」

小萌「そういうわけで上条ちゃん?」


小萌「春休み。ゆっくりのびのびと楽しんで、たくさんの思い出を作るのですよー!」


上条「………へっ? い、今何て……」

小萌「あっ、でもちゃんと宿題はやってくるのですよー? もしやって来なかったら先生本気で怒りますからねー」

上条「……ちょ、ちょっとわけ分からないんですけど先生? 俺って春休みに補習があるんじゃねえのか?」

小萌「はい、そうですー。ちゃんと補習もやりますよー」

上条「じゃあ先生は何でそんな思い出とか何とか……」

小萌「ふふふっ、上条ちゃん? 今回の補習は上条ちゃんの頑張りに免じてなんとなんと!? 自宅で能力開発のプリント10枚なのですよー!」

上条「……ってことは……?」

小萌「はい。上条ちゃんは休み中にわざわざ学校に来る必要はありませーん! あっ、でも来たいのだったら別に来てもいいですけどー」

上条「やっ、やった……」



上条「補習回避きたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」



小萌「あっ、ちゃんと補習はありますよ! プリントですプリント! 回避できてませ――ふにゃっ?」

上条「ありがとうせんせええええええええええっ!! 俺担任が小萌先生で本当によかったよおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」ダキッ

小萌「ちょ、か、上条ちゃんこんなところでやめっ、というか私と上条ちゃんは教師と生徒であって……でも上条ちゃんが望むなら別に先生は///」



<おいあの野郎何勝手に小萌先生に抱きついてんだゴルァ!! <ぶち殺せ!! <アイツだけ事実上補習回避の上小萌先生とイチャつくなんて理不尽許されねぇ!!






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