202: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/27(金) 19:55:12.09 ID:8jcO/JJGo
一方通行「……あのガキ、オマエの妹か何かか」
フレンダ「そ。あの子の付き添いで来てる訳よ。昨晩も暗部のお仕事があったから今日ぐらいゆっくり休みたいんだけどね……おっと、仕事があったなんか言っちゃいけなかった、忘れて忘れて」
一方通行「忘れろと言われて素直に忘れられるわけねェだろ」
フレンダ「まあアイテムの存在自体がトップシークレットだし、それを知ってるアンタに知られたところで何てことないんだけどね」
一方通行「随分なトップシークレットだなオイ」
結標「一方通行ー! そっちにトイレないわよー! ってあら?」
打ち止め「あっ、何かどっかで見たことあるような外国のお姉さんとお話している。これはレアなケースですなあ、ってミサカはミサカは分析してみたり」
一方通行「チッ、面倒なのが来やがったか」
フレンダ「げっ、座標移動(ムーブポイント)まで来てんのかよ」ボソッ
結標「えっと、確か貴女は浜面君の上司の方でしたっけ? たしかスキー場の雪合戦の時に爆弾使ってた」
フレンダ「そ、そうそう。フレンダっていうんだけど、改めてよろしくね結標さん」
結標「うん、よろしく。で、こんなところでこのフレンダさんと何を話してたのよ貴方は?」
一方通行「別に。たまたま会ったから喋ってただけだ。コイツもこの焼き芋大会に参加するそォだ」
結標「へー、そうなんだ。焼き芋好きなんですね」
フレンダ「いや違う違う。私は――」
フレメア「ばんばん! くらえっ、頭蓋骨爆散キック。とあっ」バッ
打ち止め「甘いぜ! ミサカにはお姉さまの最強DNAが受け継がれているので、そんな攻撃見てから回避余裕なのだ、ってミサカはミサカは左右にステップしながら回避行動に移ってみたり」シュバッ
フレメア「何だと!? まさかお前はウイルスの適合者!? こーなったら……必殺RPG−7発射!!」
フレンダ「……あの子の付き添いよ。別に焼き芋なんかに全然興味はないって訳よ」
結標「妹さん? 随分と元気な子ね」
一方通行「つゥか、いつの間に仲良くなりやがったンだこのクソガキ。まだ出会って一分とかそンなモンだろ」
結標「まあ、子供ってそんなもんだし」
係員1『えー大変長らくお待たせいたしました。まもなく焼き芋大会を始めますので集合をお願いしまーす』
結標「あっ、そろそろ始まるそうよ。私たちも戻らなきゃ」
一方通行「面倒臭せェ」
フレンダ「あっ、そうか。アンタたちは運営側なんだっけ?」
結標「そうよ。まあ楽しめるかどうかは分からないけど、楽しんでいってくださいね」
一方通行「オイ、クソガキ行くぞ。いつまでも馬鹿みてェな遊びしてンじゃねェ」
打ち止め「ふんっ、今日のところは許してやろう、ってミサカはミサカは偉そうな態度でこの場を立ち去ってみたり」
フレメア「にゃあ。こうなったら決着は焼き芋大会の決勝戦でつけてやる」
フレンダ「焼き芋大会に決勝戦なんかないでしょ。てか結局仮眠取れなかった訳なんだけど。サイアクなんだけど」
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