結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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201: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/27(金) 19:54:07.76 ID:8jcO/JJGo


フレンダ「フレメアー! お姉ちゃんここのベンチに座って休んでるから時間になったら教えてー」

フレメア「えー、お姉ちゃんも一緒にやろうよバイオハザードごっこ。お姉ちゃんがゾンビ役で私が配属初日の新米警官役」

フレンダ「ごめんねー。私そんなバイオレンスな遊びに付き合えるほど元気じゃないって訳よ。昨晩遅くまで出かけてた疲れが今になってたたってきてだるい」

フレメア「にゃあ。今日一緒に焼き芋大会に行くことは約束してたはず。それなのに遅くまで出かけてたなんて、大体お姉ちゃんが悪い」

フレンダ「私にもいろいろあるって訳よ。だからほんとマジで休ませて。遊びならまた今度付き合うからさー」

フレメア「もう! しょうがないなあ。ここは私が大人になろう。私一人でバイオハザードごっこやるよ。ゾンビ役は……ここにいる人たちみんなだ!」タッタッタ

フレンダ「はいはい、怒られない程度に頑張ってねー……ふう、やっと静かになった。ちょっと仮眠でも取ろう」ゴロン


一方通行「オイ」


フレンダ「……ゲッ、だ、第一位!?」

一方通行「オマエ、こンなところで何をしてやがる」

フレンダ「えっ、ええっと……」アセッ

フレンダ(や、やばい。こんなところで第一位と遭遇するなんて思ってもみなかった訳よ。ど、どうする私……!?)

一方通行「他のアイテムの連中もいるのか?」

フレンダ「い、いやいないと思うよ。今日はプライベートでここに来たって訳よ」

一方通行「暗部組織のオマエの言葉なンざ一ミリも信用できねェな」

フレンダ「別に信用してくれなくてもいいよ。アンタがいくら警戒しようが他のメンバーはここには来ないから無駄骨を折るだけって訳」

一方通行「まァイイ。で、オマエはこンな場所で何をやっている。まさか焼き芋大会に参加しに来た、とかいう似合わねェ言葉を言うわけじゃねェだろォな?」

フレンダ「えっ、何で分かったの?」

一方通行「……はァ、面倒臭せェ」

フレンダ「ベクトル操作って相手の思考を読むチカラでもあるの? うんたらかんたらのベクトル操って解析、みたいな?」

一方通行「ンなモンねェよ。ここが焼き芋大会の会場で、その会場のベンチで寝てるヤツならたぶン参加者だろう、そォ思っただけだ」

フレンダ「ってことは、アンタもこの焼き芋大会に参加するつもりな訳?」

一方通行「不本意だがな。それに俺は参加者側じゃなく運営側だ」

フレンダ「へー、似合わなっ」

一方通行「だから不本意だっつってンだろ。家主に頼まれて仕方がなく手伝っているだけだ」

フレンダ「あーそう。ま、正直アンタが何でここにいるのかとかどーでもいいけど」

一方通行「オマエはどォして焼き芋大会なンて参加してンだ? オマエこそ柄じゃねェだろこンな平和ボケした催し」

フレンダ「私がいつでもどこでも暗部モードだとか思わないでよ? まあ私だって不本意だってところは一緒だけどね」

一方通行「あン?」

フレンダ「あそこを見て」スッ


フレメア「ふりぃずっ! バンバンッ!」

子供1「うわあ、やられたー」

フレメア「ゾンビはやられたー何て言わない! 『あうぅん……』って感じで死んでいく!」

子供2「それってゾンビがやられたときのセリフだっけ?」

子供3「というか何で鬼ごっこしてたのにいつの間にかゾンビごっこになってんの?」





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