200: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/27(金) 19:53:06.54 ID:8jcO/JJGo
一方通行「ただでさえこのクソガキの子守で面倒だっつゥのに、他のガキどもに構ってる暇ァあるかよ」
打ち止め「大丈夫だよ。ミサカは平気だから安心して自分の仕事に臨むといいよ、ってミサカはミサカは胸を張ってみる」
一方通行「オマエが一番安心できねェっつってンだろォが」
結標「しかしだんだん人が増えてきたわね。あれならブースのほとんどは埋まりそう」
一方通行「こンなくだらねェ行事によく参加できるモンだ」
結標「あら、こういうイベントで思い出を作っていくのが普通じゃない? ましてやあの年代の子たちになると」
打ち止め「そうだそうだー!! そういうわけだからミサカをもっとイベントごとに連れてけー!! ってミサカはミサカは抗議デモのごとく要求してみたり」
一方通行「うるせェ――ッ!?」ゾクッ
打ち止め「ん? どうしたの、ってミサカはミサカは首をかしげてみる」
一方通行「……このニオイ」
結標「ニオイ? ああ、たしかに焚火の葉っぱが燃える特有のニオイはするわね」
打ち止め「おおっーたしかにそうだ。何か悪いものを肺に吸い込んでる気がしてすごいねー、ってミサカはミサカは深呼吸しながら言ってみたり」スー
結標「焼いてるのは落ち葉とかだから身体に悪いものはないと思うけど、深呼吸するのはやめときなさい」
一方通行「…………」ガチャリガチャリ
結標「ちょっと一方通行? どこに行くつもりよ」
一方通行「トイレ」ガチャリガチャリ
結標「あっ、そう。でもそっち――」
一方通行「すぐ戻る」ガチャリガチャリ
結標「……うん」
結標「…………」
打ち止め「どしたのアワキお姉ちゃん?」
結標「いや、アイツトイレがある方とはまったくの逆方向に歩いていったのよ」
打ち止め「そうなんだ。だったら教えてあげればよかったんじゃ、ってミサカはミサカは当然のことを聞いてみる」
結標「何か……、そういうこと言えるような表情じゃなかったのよ、アイツ」
打ち止め「へー、あれじゃないかな。おしっこ漏れそうなんだよきっと、ってミサカはミサカは名推理を披露してみたり」
結標「それって名推理なの?」
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