結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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198: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/27(金) 19:50:59.70 ID:8jcO/JJGo


結標「……しかし、机と椅子が積んである場所から設営場所までそこそこ距離があるわね」

打ち止め「そうだねー。いちいち何回も往復しなきゃいけないんだね。それにミサカにとっては結構重そう、ってミサカはミサカは自分の細腕を見ながらげんなりしてみる」

一方通行「面倒臭せェ。結標、ここはオマエの能力を有効活用する場面だ」

結標「私の?」

一方通行「ああ。長机二本、パイプ椅子六つを一セットになるよォにして、設営場所まで移動させろ。そォすりゃあとは組み立てるだけの作業になる」

結標「また私ばかり働かせるつもりね? 雛祭りのときみたいに」

一方通行「能力の有効活用だ」

結標「貴方でも出来るでしょうに」

一方通行「出来るが、オマエがやるより絶対に遅くなるだろうから無駄な時間を過ごすことになる。なにより電極のバッテリーの無駄遣いはしたくねェ」

結標「私だって脳のブドウ糖大量消費するんですけど?」

一方通行「この後クソ甘ェ焼き芋食うンだからプラマイゼロだろ」

結標「……はぁ、わかったわ。やりますやらせていただきますよ」

打ち止め「おおっ、アワキお姉ちゃんの超能力ショーの開幕だぜ、ってミサカはミサカは目を輝かせながら胸をときめかせてみたり」キラキラ


結標「係員2さーん」

係員2「どうかした?」

結標「かくかくしかじかなんでだいたいの配置予定を教えてもらませんか」

係員2「へー、君ってテレポーターなんだ。すごいねえ。それじゃあこれが配置図だ」ペラッ

結標「ありがとうございます」

係員2「がんばってくれ」


結標「えーと、この配置だと島と島のスペースがだいたい2〜3メートルくらいになるのかな?」

結標「まあ、細かい調整は組み立てるときにすればいいから、適当に飛ばせばいっか」スッ



シュン! シュン! シュン! シュン! シュン! シュン! シュン! シュン! シュン! シュン! 



結標「ざっとこんなもんか」


打ち止め「おおっー! さすがアワキお姉ちゃん鮮やかなお手並みだ! ってミサカはミサカは称賛の拍手を送ってみたり」パチパチ

一方通行「へェー、前より演算の速度上がってンじゃねェか?」

結標「それはそうよ。雛祭りの時に散々能力使わせられたのだから。配置から片付けまで」

係員2「お見事だねー。この分じゃ設営はすぐに終わりそうだね」

打ち止め「よーし、それじゃあ組み立てよー! ミサカに続けー! ってミサカはミサカは隊長気分で先陣を切ってみたり」タッタタ

一方通行「オマエ組み立て方分かンのかよ?」ガチャリガチャリ

打ち止め「知ってる? ああいうのって適当にやっても誰でも組み立てられるように設計されているんだよ? だからやったことなくてもだいじょーぶ! ってミサカはミサカは博識ぶってみたり」

一方通行「誰でも、っつゥ範疇にクソガキは含まれてねェだろ」


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