180: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/20(金) 22:20:49.49 ID:9mCcFctro
同日 17:30
-第七学区・ファミリーサイド付近のコンビニ-
ウイーン
御坂妹「ありがとうございました、とミサカは感謝の挨拶をします」
芳川「ありがとうございましたー」
御坂妹「…………」ソワソワ
芳川「ふふっ」
御坂妹「何ですか? いきなり意味深な笑みを浮かべて、とミサカは怪訝な表情を浮かべます」
芳川「そろそろ彼が来るから、一見無表情な貴女でも内心ウキウキワクワクなんだろうなあ、とか思ってたら面白くて」
御坂妹「勝手に人の心を妄想して笑うのはやめていただきたいのですが、とミサカは注意を促します」
芳川「あら、間違ってた?」
御坂妹「そうですね。正確にはドキドキワクワクです、とミサカは訂正します」
芳川「大して変わらないじゃない。ちなみにだけど私は今ウキウキワクワクしてるわよ。割と」
御坂妹「あなたのことなど知りませんよ。というかなぜです? とミサカは問いかけます」
芳川「ホワイトデーに踊らされてる人からイイものがもらえるかもしれないからよ」
御坂妹「?」
ウイーン
上条「とあっ! よし、ギリギリセーフッ!」ダッ
御坂妹「……何か一カ月前も同じような光景を見たような、とミサカはデジャヴを感じ困惑します」
芳川「というかいい加減遅刻しそうだからって、正面入り口から入ってくるのやめたら? お客様が居たら失礼よ」
上条「あははすみませんつい」
御坂妹「そもそもギリギリセーフでたどり着いても、仕事の準備ができてなければアウトなのでは、とミサカは正論を述べてみます」
上条「ぐっ、たしかに」
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