結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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181: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/20(金) 22:21:50.91 ID:9mCcFctro


芳川「何でもいいけどとりあえず準備してきたら?」

上条「う、うっす。……あっ、そうだ、二人に渡すものがあるんだけど」

芳川「おっ、お待ちかねのホワイトデーのプレゼントよ」

上条「へっ? そんな期待しても大したもん出ないすよ?」

芳川「別に私はそうでもないんだけどね……ねえ?」

御坂妹「なぜこっちを見るんですか、とミサカは横目で睨みつけます」

上条「まあいいや。俺が作ったクッキーなんすけど。本当に大したもんじゃなくてすんません」スッ

芳川「いえいえ、そんな気にしなくて大丈夫よ。嬉しいわありがとう」

上条「ほら、御坂妹も」スッ

御坂妹「あ、ありがとうございます、とミサカは受け取りながらお礼を言います」

芳川「しかし、男の子でわざわざ手作りするなんて珍しいわね。お料理が好きなのかしら?」

上条「いえ、単純に金無しなんで安上がりのもんで済ましてるだけですよ」

芳川「なるほど。手作りせざるを得ない状況になるくらいもらっているわけか。さすが、ね?」

御坂妹「だからなぜミサカを見るのですか、とミサカは再度問いかけます」

芳川「別に意味はないわ」ニヤニヤ

御坂妹「ぐっ……」

上条「じゃあ着替えて準備してきまーす」テクテク


上条(しかし、結局雲川先輩やイギリスの連中には渡せなかったなぁ)

上条(まあイギリスの連中がここに来ることなんて稀だからしょうがないとしても、雲川先輩くらいは運良く会えるかと思ったけど)

上条(……よくよく考えたら、上条さんに運良くなんてことあるわけなかったな。こんなことなら卒業式の時に連絡先聞いとけばよかったなー)



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