結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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171: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/20(金) 22:13:30.81 ID:9mCcFctro


同日 15:00

-第七学区・スクール隠れ家-


砂皿「…………」カチャカチャ

誉望「……ところで砂皿さん?」

砂皿「…………」カチャカチャ

誉望「砂皿さん?」

砂皿「…………」カチャッ

誉望「ちょっと無視ないでくださいよ。相変わらず愛想がないっスね」

砂皿「……何だ? 気が散るから手短に話せ」

誉望「おっ、悪口言ったら反応してくれた」

砂皿「貴様が五月蝿いから返事をしただけだ」

誉望「はいはいそーっスね。えっと今日ホワイトデーじゃないっスか?」

砂皿「それがどうした?」

誉望「砂皿さん彼女さんへお返ししたんスか? あの外にいる、えっと……ステファニーさんでしたっけ?」

砂皿「……だからあれはそういうものではないと言っているだろう」

誉望「またまたー、隠さなくてもいいのにー。本当は付き合ってるんでしょー?」

砂皿「くどいぞ」


ガチャ


海美「お疲れー。楽しそうに何を話しているのかしら?」

誉望「あっ、お疲れっス。砂皿さんが彼女さんにホワイトデーのお返ししたのかなー、って話してたんス」

海美「ああ、ステファニー・ゴージャスパレスさんに? それは気になるわね」

砂皿「だから違うと言っている」

誉望「往生際が悪いっスよー。素直にゲロっちまった方が楽なんじゃないですか?」

砂皿「今ここで撃ち殺してやろうか。ゼロ距離なら貴様でも防げまい」スッ

誉望「あははー、冗談冗談ホワイトデージョークっすよ」

海美「教えてくださいよー砂皿さーん!」キッ

砂皿「ッ、能力者め、そんなものを使っても貴様に話す口など持たん」

海美「もう、強情ね。まあ別にいいけど」





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