123: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/06(金) 22:33:45.60 ID:0ycj/yMOo
同日 16:30
-第七学区・とあるスーパー-
モブA「うおりゃあっ!! 邪魔をするなあっ!! 肉ぅうううう!!」
モブB「邪魔なのはあんたよ! うるさいしっ!!」
モブC「うるせえんだよ貴様らがあああっ!! ひゃっはああああっ!!」
ガシャーンガヤガヤガヤドパァン!!
上条「……くそっ、出遅れた!」
建宮「おーおー、こりゃすげえのよな」
五和「はい。言われた通り、本当に戦場のような迫力ですね」
上条「そうだ。蹴る殴るはもちろん、能力者による能力攻撃は当たり前。しかも店員でさえ、店に危害がなければいいよ、とさじを投げている。まさしくここは戦場だ」
上条「こんな戦場で豚肉を手に入れるなんて至難の――」
建宮「ほら、取ってきたのよ」つ豚肉
五和「同じくです」つ豚肉
上条「って早っ!? えっ、何が起こったの!? 俺が解説している最中に!?」
建宮「ま、戦場と言っても有象無象が勝手に暴れてるだけの、所詮はお遊びの場なのよな」
五和「人と人の間を気付かれないようにすり抜けて行けば、簡単に突破することができますよ」
上条「へーなるほどー。つまりこっそり近付いて、間をそーと抜けて、パパっと取れば楽勝っつーわけか」
建宮「そういうことなのよな。我らが天草式十字凄教にかかればこんなミッション、屁の河童なわけなのよ」
五和「ちょ、ちょっと建宮さん! ここでその名前は……!」
建宮「おっ、悪い悪い、つい口が滑ってしまったのよな」
五和「気をつけてください!」
上条「よーし、俺も同じようにしてゲットするぜ。まさしく忍のように……!」
五和「頑張ってください!」
建宮「骨は拾ってやるのよな」
上条「失敗する前提かよ! ……よし、行くぜ」ソー
モブD「おっ、何コソコソしてやがるウニ野郎!」
モブE「小僧! 俺と遊んでいこうぜ!?」ボキパキ
上条「oh……」
ドガッ、バキッ、メリッ、ガァン!!
上条「」ピクピク
五和「だ、大丈夫ですか!?」
建宮「ま、何の心得のないうえものすごーく不幸な上条当麻が俺たちと同じように出来るわけないのよな」
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