122: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/08/06(金) 22:32:39.50 ID:0ycj/yMOo
五和「一方通行さん! さあこちらに来て一緒に談笑しましょう! 大丈夫です、心の殻は一人で破るものではありません、みんなで一緒に少しずつ割っていくものですから!」
一方通行「だから何で出会って五分のヤツにそンな励ましの言葉なンて泣けるセリフ吐かれなきゃいけねェンだ!」
上条「はっはっはっはっ!」
一方通行「何一人で大爆笑してンだこの三下はァ!?」
上条「えー? だってさ、さっきまで会話なんてできねえなんて言ってたくせに、普通に会話してんだもん。そりゃ笑うって」
一方通行「どこをどォ聞けば普通の会話に聞こえンだよ。耳が腐ってンのかオマエ」
建宮「……そういえば上条よお。さっき言ってたタイムセールってのは何時開始なんだ?」
上条「四時半だけど……ってやばい! こんなことしてる場合じゃねえ! 早く行っていいポジションを取らねば!」
五和「ポジション? 買い物に行くんですよね?」
上条「あれは買い物という名の戦いなんだ。五和も気を引き締めていったほうがいいぜ」
五和「わ、わかりました。頑張ります!」
一方通行「……つゥか上条よォ」
上条「何だよ?」
一方通行「この豚肉購入メンバーは今、ここにいる愉快でクソな二人組が増えたわけだろ?」
上条「クソではないと思うがまあそうだな」
一方通行「だったら俺、もォいらなくね?」
上条「何を言っているんだ一方通行ぁ! お前がいるだけで手に入る豚肉は1200g! 1kgを超える大台に乗ることが出来るんだぞ! その意味、わかるな!?」
一方通行「知るか」
上条「よおし、今日は豚肉を手に入れてぇ、しゃぶしゃぶパーティーだぁ!」
五和「しゃぶしゃぶですか……この時期でしたら菜の花とか春キャベツを入れるとおいしそうですね」
一方通行「オマエせっかく手に入れた大量の肉を一晩で消費するつもりかよ」
建宮「まあ上条さんちにはあのシスターさんがいるのよな」
一方通行「どのみち消える肉なら、豪華に消費してやろうって魂胆か……そンなだからすぐ財政が窮地に陥るンじゃねェのか」
上条「……うるせえな。いいからさっさと行きますよ。いざ行かん戦場へ!」
建宮「おーう!」
五和「お、おー!」
一方通行「何だこのノリ。ついていけねェ」
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