【ミリマスSS】百合子「私が催眠なんかにかかるわけないじゃないですか!」
1- 20
4: ◆ivbWs9E0to[saga]
2021/06/25(金) 23:03:22.41 ID:pbsKPcBN0
 
「じゃあ、いくにかけてみても良い?」
「ダメだよ。こういうのは『かんとくするひと』が必要でしょ?」
「そっか。じゃあももこ」
「育だけで監督が務まるとは思えないんだけど」
「う〜ん……」

 こういう時、なんやかんやで環は言いくるめられる。
 三人の中では最年長なのだが、他の二人の弁が立ち過ぎるのだ。
 困った環は周りに助けを求めた。状況を打開する何かは無いか、事務室を見渡した。

「ん? なにか虫の報せが……」

 ちょうど本に夢中でこちらの話を聞いていなかった文学少女がいた。
 なんとも間が悪い。いや、間が良いのだろうか。
 とにかくこの文学少女は図らずとも一人の小学生を救ったのだ。偉いぞ文学少女。
 獲物を見つけたオオカミは、傍らの仲間たちが制止するよりも早く獲物に向かって飛び掛かった。
 


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
16Res/10.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice