55:名無しNIPPER
2021/06/24(木) 15:42:28.76 ID:I9OmqLYR0
「もし告白して振られた時の事を考えてるなら、それはお門違いだぞ」
藤井はそう言って言葉を続ける。
「前にも言ったけどな、ユッコってめちゃくちゃライバル多いんだぞ、容姿に限って言えばミス一位なんて余裕なレベルだしな」
「だから外面しか見てないカス共に告られる可能もゼロじゃない、想像してみろよ。
お前のユッコが急に名前も知らないチャラそうなサッカー部の先輩と付き合った時の事
そしたらお前はその時になって初めて後悔するんだよな。
「あぁ告白しておけば良かったなぁ」って」
「と言うか、たぶんお前は告白したら元の関係には戻れないんだろうとか、ユッコに嫌われるのが怖いだとか、
そういう事を思ってるんだろうけど、お前の知ってるユッコはそれぐらいで人を嫌いになるか?」
ここまで恐らく十秒程度。
言いたいことを言いきったのか藤井は満足げな顔をしている。
一方の俺はというと正論でぼこぼこに殴られてどうしようもなくなっていた。
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