小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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284: ◆bhlju8wMK6[saga]
2024/11/30(土) 22:16:09.96 ID:PDbAYs0+0

トール「エルマ……、あなた、結界の基点の位置が分かるのですか!?」ズイッ

エルマ「おっ!? お、おお……多分。薄っすらとだが、漂う魔力が臭っているからな」クンクン

小林「臭い……? 魔力って臭うものなの?」

エルマ「あっ、あくまで例えの様なものだっ! 五感で言うなら嗅覚による感覚に近いというだけで……」ゴニョゴニョ

トール「すごいじゃないですかエルマ! ルコアさん達でも感じるのが難しいものが分かるなんて!」

エルマ「そ、そうか……?」テレッ

トール「ええ、お世辞ではなく!」

エルマ「そうか……、ふ、ふふーん! まあ私は調和勢だからな!
    空間や魔力の歪み・淀みの様な“悪”の発見力には一日の長があるという事だ!」エッヘン!

ルコア(種族差による感覚の鋭さの違い……、いや、長年人間の国の巫女として土地を統治してきた経験……? 何にせよ、これは……)フム

カンナ「エルマ様、エルマ様ー。エルマ様が感じる魔力って、あっちの方って言った?」ピッ

エルマ「むっ? おお、そうだぞ。そっちの方角だ」

カンナ「ほんと? なら私も何となく分かるかもー」ピョンピョン

エルマ「なんと!?」

カンナ「私も手伝うー、役立ちたいー!」ピョンコピョンコ

トール「そういえばカンナも、魔術的な感知能力は元々高かったですからね……」ホホウ

小林「そうなんだ。(飛び跳ねてるカンナちゃん、可愛いなあ)」ニコッ

滝谷「これなら行けるのでは?(あぁ^〜カンナちゃんがぴょんぴょんするんでヤンス^〜)」

ルコア「うん……、ここは、二人に任せてみようか!」

トール「では二人共、ここからは先導お願いします!」

エルマ「うむ、合点承知!」グッ!

カンナ「しょうちー!」グッ!




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