小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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◆bhlju8wMK6
[saga]
2024/11/30(土) 22:16:09.96 ID:PDbAYs0+0
トール「エルマ……、あなた、結界の基点の位置が分かるのですか!?」ズイッ
エルマ「おっ!? お、おお……多分。薄っすらとだが、漂う魔力が臭っているからな」クンクン
小林「臭い……? 魔力って臭うものなの?」
エルマ「あっ、あくまで例えの様なものだっ! 五感で言うなら嗅覚による感覚に近いというだけで……」ゴニョゴニョ
トール「すごいじゃないですかエルマ! ルコアさん達でも感じるのが難しいものが分かるなんて!」
エルマ「そ、そうか……?」テレッ
トール「ええ、お世辞ではなく!」
エルマ「そうか……、ふ、ふふーん! まあ私は調和勢だからな!
空間や魔力の歪み・淀みの様な“悪”の発見力には一日の長があるという事だ!」エッヘン!
ルコア(種族差による感覚の鋭さの違い……、いや、長年人間の国の巫女として土地を統治してきた経験……? 何にせよ、これは……)フム
カンナ「エルマ様、エルマ様ー。エルマ様が感じる魔力って、あっちの方って言った?」ピッ
エルマ「むっ? おお、そうだぞ。そっちの方角だ」
カンナ「ほんと? なら私も何となく分かるかもー」ピョンピョン
エルマ「なんと!?」
カンナ「私も手伝うー、役立ちたいー!」ピョンコピョンコ
トール「そういえばカンナも、魔術的な感知能力は元々高かったですからね……」ホホウ
小林「そうなんだ。(飛び跳ねてるカンナちゃん、可愛いなあ)」ニコッ
滝谷「これなら行けるのでは?(あぁ^〜カンナちゃんがぴょんぴょんするんでヤンス^〜)」
ルコア「うん……、ここは、二人に任せてみようか!」
トール「では二人共、ここからは先導お願いします!」
エルマ「うむ、合点承知!」グッ!
カンナ「しょうちー!」グッ!
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