狐娘「妾は老いることも死ぬこともないケモノじゃ」
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73: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:19:16.11 ID:0sLGfUdN0
男「……さっきからマゾだのアホだの……」
男「好き勝手言ってくれてますけど、そっちこそ子供みたいに僕が持ってきたお菓子パクパク食べてたじゃないですか。あんなにはしゃいでたくせに」
狐娘「話題をすげ替えるでない。そも、妾は人の世で生きる最低限の知識は持っておる」
男「…その古臭い喋り方も?」ボソッ
狐娘「あ?」
男「なんでしょう」
狐娘「…おいお主、なんじゃ、今日はやたら生意気じゃな」
男「もうあなたに遠慮する必要はないと分かったので」
狐娘「何がどうしたら、その結論になる」
男「だって狐娘さんて自分を隠してますよね?さっき思いました。クールに見えて意外に子供みたいな一面とか、強がりな部分とか。こうしていれば狐娘さんにも気兼ねなく自分を出して――」
狐娘「フゥ…知らなんだ。意味が分からぬのも、度を越すと苛立ちに変わっていくのじゃな」ゴゴゴ
男「あれ…ち、ちょっと、力に頼るのは良くないですよ…!」
ブワァ!
.........
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