北条加蓮「藍子と」高森藍子「私たちの大好きな場所で」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/13(木) 18:51:33.07 ID:olNGque80
加蓮「さっき店員さんと話してたのも、本物を改めて見てー、ってことだったりする?」

藍子「そうですよ。店員さん、自分のことのように喜んでくれて、たくさん教えてくれました」

加蓮「店員さんには最初に伝えてあげたもんね。Pさんも、お世話になった人なら言っていいって許可をもらったし」

藍子「やっぱり、私たちが1番お世話になっている場所の、1番お世話になっている人ですから……」

加蓮「と言っても……観察ばっかりしてないで、藍子らしくやればいいのに」

藍子「だって〜」

加蓮「クリスマスの時だって……藍子らしいすてきな空間ができあがってたじゃん。もっと本格的に、って考えちゃうの?」

藍子「せっかくのチャンスですから、できる限りのことはしたいと思います。それに、あれは――」

加蓮「あれは?」

藍子「あれは……。もうっ。そんなお話よりも今日は打ち合わせです!」

加蓮「はいはい。打ち合わせ打ち合わせ。ってことで、メロンソーダいただきまーすっ」

藍子「私も、コーヒーを……あぁ、少しぬるくなっちゃっています」

加蓮「ふうっ。え、そんなに話してた?」

藍子「そうみたいですね。……あれっ、店員さん。注文は、呼んでいませんよ……?」

加蓮「藍子が困ってるから見に来たんじゃないの? ……ほら、そうだって言ってる」

藍子「なるほど……。店員さんは、お客さんの顔をよく見て――」

加蓮「……それはこの店員さんと藍子が特殊なだけだから。参考にしすぎないようにしなさいよ。店員さん、コーヒーを温め直してもらうことってできる?」

藍子「ごめんなさい、せっかく淹れてもらったのに……」

加蓮「オッケーだって。よかったね」

藍子「はいっ」


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