北条加蓮「藍子と」高森藍子「私たちの大好きな場所で」
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29:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/13(木) 19:10:02.08 ID:olNGque80
加蓮「正直言うと……藍子なら、どっちもできるんじゃないかって思っちゃうの」

藍子「えっ……?」

加蓮「カフェとアイドル。だって藍子はゆるふわカフェアイドルでしょ?」

藍子「……冗談っ――」

加蓮「本気だよ。藍子ならできるんじゃないかって思っちゃうの。カフェもアイドルも、どっちも。半端な事なんかじゃない、どちらにも全力でなれて……藍子らしい方法でみんなへ幸せな時間を、って」

藍子「…………」

加蓮「夢望んだことを形にするのって、すごく難しいよね。私達がこうして一緒にいる時間を迎えるまでに、沢山の傷や涙があったのと同じで……絶対に、簡単なことじゃないと思う」

加蓮「まして、それが3日だけじゃない、永遠に続いていくなんて……やろうよ、って簡単に言えることじゃないよね」

加蓮「でも、藍子ならできると思うの。傷ついても泣いちゃっても、今の時間を迎えてるんだよ」

加蓮「私は藍子の優しさを知ってる。誰かの笑顔の為に、これだって決めた道を歩き続けられるって知ってるから……」


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