ドラ子・マルフォイ「私の妹になりなさい」ジニー・ウィーズリー「妹、ですか?」
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37:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/01(土) 20:58:04.20 ID:ZxMTaX2QO
「やあ、マートル」

ようやく嘆きマートルの住処である女子トイレに辿り着き、ハリーは彼女に質問した。

「君に聞きたいことがあるんだ」
「私がどんな風に死んだかについて?」

ハリーは別にマートルの死因が知りたいわけではなかったが、興味ないなんて言えば泣き喚いてまた会話にならなくなると考えて、ひとまず彼女の話を聞くことについた。

「もし良かったら聞かせてくれ」
「やっぱり私に興味津々なのね。いいわ。この前、グレンジャーにも話したけど、改めて話してあげる。50年くらい前に、私はこのトイレの個室で泣いてたの。友達に酷いことを言われてね。そして……死んだの」

マートルは何故か誇らしげに、脈略もなく自分が死んだ時のことを話してくれた。
あまりに端的すぎて、これ以上掘り下げるのは無理がある話だが、ハーマイオニーがこれを聞いて何かに気づき、メモを握りしめていたのならばきっと何らかの重大な事実がある筈だと思い、根気強く追求してみた。


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