ハリー・ポッター「僕の言うことを聞け」ダドリー・ダーズリー「……わかった」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/19(月) 21:24:19.10 ID:43J6jqUVO
「小僧。飯は自分で買ってこい」

ペチュニア叔母さんの手当てを終えたバーノン叔父さんにお金を握らされ、ハリーは近所のスーパーにお弁当を買いに出かけた。

バーノン叔父さんも混乱していたのか1人分にしては多すぎる金額を手渡して来たので、ハリーはおやつを買いたい誘惑に駆られながらも、一応、ダーズリー家のぶんのお弁当も買った。

うだるような暑さの中、照りつける太陽の光がアスファルトを焼き、ハリーは汗だくになりながらスーパーとの往復を終える前に、自分のぶんは近所の公園で食べることにした。
何やら問題が発生しているあの家の中で食事をする気はどうしても湧かなかったからだ。

「ただいま。これお釣りと叔父さん達の分」

お弁当を食べ終え帰宅しお釣りとダーズリー家のぶんのお弁当をテーブルの上においた。
叔父さんはお釣りにもお弁当にも目を向けずに、じっとハリーを見つめてくる。なんだ。

「えーと、僕の顔に何かついてる?」
「小僧。お前は1年間、なんたら学校でおかしな勉強をしてきたのだろう。その、つまり」
「うん。魔法を学んできたよ」

魔法と口にすると、まるで拒絶反応を示すように叔父さんの顔が赤くなったが、爆発することはなく、言葉を選ぶようにこう尋ねた。


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