ハリー・ポッター「僕の言うことを聞け」ダドリー・ダーズリー「……わかった」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/19(月) 21:44:25.21 ID:43J6jqUVO
「ともあれ、お前は楽しそうだな」
「まあね」

ハリーが学校生活を謳歌していることについてダドリーは僻んだり妬んだりしなかった。

「悔しがる顔が見れなくて残念か?」

また見透かしたようなことを言うダドリー。
お前はそんなに頭が良さそうじゃなかっただろう。そんな風に、自嘲げに笑う奴じゃなかっただろう。ハリーは何故か堪らない気持ちになった。

「学校、転校したら?」
「どこも同じだろ」
「少なくとも、叔父さんの会社の社員の子供が居ないところならマシだと思うけど」
「そこが楽しいなんて保証はない」

なんとか前向きな提案をしてみるも、ダドリーには根本的にやる気が失われていた。

「ダドリー」

ハリーは不思議な気分だった。
親身になって相談に乗る気はなかった。
しかし、放っておくことも出来なかった。


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