めぐみん「やっぱり気になりますよね」ダクネス「気にならないと言えば嘘になるな」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/15(木) 20:44:25.23 ID:ww8ofml6O
「あんな風に乱暴にベッドに放り投げられて、起きないわけないじゃないの。毎度毎度、寝たふりするこっちの身にもなって欲しいわ」

どうやらアクアは起きていたらしく、ぷーくすくすと嘲笑しながらカズマに悪態を吐きつつも、楽しそうに続けた。

「カズマさんったら、なんだかんだ言っても私が隣に居ないと寝付きが悪い癖に。めぐみんとダクネスの気を引くことなんて、建前だって丸わかりよ。ほんと、困った男ね」

!??!?

両目が飛び出るのではないかと思った。
愕然として隣を見るとめぐみんも愕然としていて高まった魔力もどこかへ霧散していた。

「よしよし。今夜は特別に手を繋いで寝てあげましょう。寝ている今なら、いくら意地悪なカズマさんでもドレイン・タッチは……」
「むにゃ……ドレイン・タッチ」
「うひゃあっ!? この男、起きてるんじゃないでしょうね? 夢の中でまで女神に嫌がらせするなんて女神たるこの私が絶対に……!」
「むにゃ……大丈夫か、アクア」
「……ま、今回だけは大目に見てあげるわ」

なんだこれは。甘ったるい空気。
我々は何を聞かされているんだ。
いろいろと心が折れそうだった。

「…………………ぐすっ」

隣を見るとめぐみんが泣いてて私も泣いた。


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