めぐみん「やっぱり気になりますよね」ダクネス「気にならないと言えば嘘になるな」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/15(木) 20:42:20.50 ID:ww8ofml6O
「さて、あとは明日の昼まで寝て同衾シーンをめぐみんかダクネスに見せるだけだな」

!?

ギシッと頭上でベッドが軋み、カズマが横になりつつ、聞き捨てならないことを言った。

「やれやれ。こうでもしないとあいつらは自分から動こうとしないからな。せいぜい俺とアクアの関係を疑って悶々と過ごしやがれ」

!?!?

あまりのクズ発言に唖然として隣を見ると、めぐみんも同じく唖然としていて、私たちはまんまとカズマの策略に嵌って悶々としてしまったことを悟った。おのれ、絶対許せん。

「アクアが横に居ると馬小屋生活の頃を思い出すから嫌だけど……不思議と良く寝れるんだよなぁ。ああ、嫌だ嫌だ、こんな習性」

嫌だ嫌だと言いつつも、カズマはすぐ寝た。
すやすやとまるで安心しきったような寝息が聞こえてきた。なので、私がベッドの下から出ようとすると、めぐみんに袖を掴まれた。

「…………………」
「っ!?」

怒りによってからか、赤い瞳が闇に輝いている。今にも爆裂魔法を放つ寸前で、焦った。
今撃てば、カズマはともかくアクアまで跡形もなく吹っ飛んでしまう。それは可哀想だ。

「ふん。やれやれってのはこっちの台詞よ」

しかし、当の本人であるアクアの声が頭上から聞こえて、私たちは揃って耳を傾けた。


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