33:1[saga]
2021/03/31(水) 22:17:55.92 ID:5eBPj/GsO
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八幡「先生、卒業式ですよ卒業式」
静「ああ、卒業おめでとう比企谷」
八幡「もう俺は先生の教え子じゃありません。だから、改めて言いますけど、俺と付き合ってください」
静「卒業式はしたが籍は今月いっぱいあるからまだ君は私の教え子だ。そして私は教え子と付き合うことなどできん」
八幡「細かいですね…………でも、そうですか」
静「どうした?」
八幡「いえ、もういいかなって」
静「……………………」
八幡「最初の方に賭けをしましたよね。俺が生徒であっても俺を好きになってくれたら付き合ってくれるって」
静「……………………」
八幡「在籍中に受け入れてくれたら嬉しかったんですが、ここまで鉄壁だと辛いものがありますね。どうやら俺の負けのようです」
静「……………………」
八幡「平塚先生、今までありがとうございました」
静「…………昔の君ならいざ知らず、今の君ならもっと素敵な女性とも付き合えるだろう。そんな君に惚れられていたことは私の誇りになるよ」
八幡「はは、泣かせにこないでくださいよ先生。この腐った目がますます見れないものになっちゃうじゃないですか」
静「元気でな、比企谷」
八幡「はい、先生もお元気で」
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