34:1[saga]
2021/03/31(水) 22:19:54.92 ID:5eBPj/GsO
〜
三月三十一日
深夜
静「ふむ、今年度ももう終わりか…………テレビも面白いのないし、そろそろ風呂に入って寝るかな」
>ピンポーン
静「誰だこんな時間に…………暴漢や酔っ払いじゃないだろうな…………」
>センセイ、ヒキガヤデス
静「は? 比企谷?」ガチャ
八幡「あ、どうも。夜更けにすいません」
静「いや本当にな。独身女性の家を訪ねる時間ではないぞ」
八幡「すぐ済みます。あの、どうしても気になったことがありまして」
静「何だ?」
八幡「その前にほら、この通り」
静「スマホなんて見せてどうした? …………ああ、もう日付変わったのか」
八幡「はい、なので俺はもう総武在籍ですらありません。生徒であっても俺を受け入れさせてみせるという勝負は俺の負けですかね。だから正直に答えてください。エイプリルフールだとかのネタはナシでお願いします」
静「…………何を聞きたいんだ?」
八幡「先生、先生は本当に俺のことをただの一生徒としか見ていなかったんですか? これっぽっちも心動かされてないんですか?」
静「……………………」
八幡「どうしても、先生の本心を知りたくて、ここまで来てしまいました」
静「……………………」
八幡「先生…………」
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