高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「表情を見せるカフェテラスで」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:04:21.97 ID:ap9HJUSn0
藍子「メモを取るようになったのは、それより少し前からで――」

加蓮「おっ」

藍子「最近、もっともっといろんなことを、ファンのみなさんに教えてあげたいって思うようになったんです。私の知っていること……知らないことも。笑顔になれることを、いっぱい」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:04:51.19 ID:ap9HJUSn0
藍子「Pさんとの打ち合わせでも、メモを細かく取るようになると、ミスが減るんですよ」

加蓮「藍子、減らさないといけないほどミスばっかりしてた?」

藍子「う〜ん……。言われてみれば……?」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:05:20.82 ID:ap9HJUSn0
藍子「それに――」

加蓮「?」

藍子「……メモを見返すと、いろんなことを思い出して……同時に、やりたいことがまたいっぱい増えるんです」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:05:50.74 ID:ap9HJUSn0
藍子「やりたいことが多すぎて、一気にはできないかもしれません。だけど、何気ない日常で見つけたことは、いつか役に立つって――きっと、そう思いますから」

加蓮「そっか。そうやって、藍子の世界は完成していくのかな――」

藍子「……え?」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:06:51.17 ID:ap9HJUSn0
藍子「…………うんっ。今度、Pさんに――」

藍子「あ、ごめんなさい、加蓮ちゃん。お話の続きでしたよね」

加蓮「ゆるふわ空間が変な方向に進化していってるような……。なになに。"カフェの相談"?」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:07:20.96 ID:ap9HJUSn0
加蓮「前だってアルバムを開いたら動かなくなって、その度に藍子のお母さんに首根っこ掴まれてばっかりだったのに、さらにメモまで増えたらそうなるでしょっ。ちゃんと夜に寝てるの?」

藍子「夜は、遅くならないくらいに寝ていますから――って、どうしてそれを加蓮ちゃんが知っているんですか!?」

加蓮「相談されたことあるし。アンタのお母さんに」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:07:51.27 ID:ap9HJUSn0
加蓮「はぁ、しょうがないなぁ。ここは私がちょっかいをかけてあげよう」

藍子「加蓮ちゃんが?」

加蓮「小さいことまで全部メモしたり、写真に収めたりするのは藍子らしくていいと思うけど、なんか思い出に浸ったまま終わっちゃいそうな気がするし?」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:08:21.32 ID:ap9HJUSn0
……。

…………。

加蓮「……クシュンッ」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:08:51.92 ID:ap9HJUSn0
加蓮「今の藍子とは、ちょっと違う意味で話したくなっちゃうんだよね。そうだ、ついでに事務所に寄っとく?」

藍子「事務所……」

加蓮「さっきのPさんとの打ち合わせも、電話越しじゃなくて直に話した方がいいこともあると思うし。あと藍子の言うメモも、アイドル活動に使うことでしょ? だったら事務所の方がやる気にもなるかもしれないし?」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:09:20.88 ID:ap9HJUSn0
加蓮「ねえ、藍子。ちょっと肘を手について、こっちに顔を突き出してみて?」

藍子「……こうですか?」

加蓮「そう。じゃあ、ほっぺたを……ぐいーっ」
以下略 AAS



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