高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「表情を見せるカフェテラスで」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 21:04:21.97 ID:ap9HJUSn0
藍子「メモを取るようになったのは、それより少し前からで――」

加蓮「おっ」

藍子「最近、もっともっといろんなことを、ファンのみなさんに教えてあげたいって思うようになったんです。私の知っていること……知らないことも。笑顔になれることを、いっぱい」

加蓮「いつも言ってるよね。教えてあげたいって」

藍子「だけど、時間は限られていて……。写真だけでは伝わらないことも、どうしてもありますから。それに、教えてあげたいことが多すぎて、どれから話せばいいか分からなくなっちゃうんです」

加蓮「藍子らしいね」

藍子「そんな時に、雑誌の取材で訪れたカフェでメモ帳を渡してもらったんですっ」

加蓮「ぴったりなプレゼントじゃん」

藍子「右下のところにロゴが書いてあるんですけれど、その上にちっちゃな猫さんが一緒にいるんですよ。目をまんまるにしていて、とっても可愛いんです♪」

加蓮「いいなぁ。見てみたーい」

藍子「残念ながらそのメモは、すべて使っちゃいました」

加蓮「あ、そうなんだ。残念……って、そんなにメモすることがあるんだね」

藍子「ちいさな気づきでも、メモを取るようになると、あっという間になくなっちゃって……。学校のノートに挟まってるのがおっこちて、クラスメイトに見られちゃうことも」

加蓮「……ふふっ。ホント、藍子らしい」


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