3: ◆Kg/mN/l4wC1M
2021/03/19(金) 12:05:23.30 ID:wEzeH4cQ0
ガラスの向こう側の世界は静かで、雨音に全部吸収されてしまったみたいだった。
雨水が地面を叩き、水が流れる音だけが耳に届いた。
だけど、自分の心は穏やかではいられなかった。
俺はもう一度だけ、祈るようにして携帯の画面を見た。
それでも、画面の表示は何も変わらない。
そこには、さもそれが当然であるかのように、ただ白い画面が表示されていた。
白という色を、これほど受け入れ難く感じたのは初めてだった。
この日は、何もする気になれなかった。
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