4:名無しNIPPER[sage saga]
2021/02/08(月) 23:23:49.89 ID:QpWAPgXRO
「なるほど。あなたが遅刻したあの日、そんな超常現象が部室で起こっていたとは……」
「やっぱり変だろ?」
「変というひとことで済ますのは無理がある程に、狂気的な何かを感じますね」
それはいくらなんでも大袈裟だとは思うが、正直あの日俺は青天の霹靂というか、天地が逆さまになったかのような衝撃を受けたのは事実だった。
「その後、長門さんから何かアクションはありましたか?」
「特に何もないのが逆に不気味でな」
「ふむ。では、あなたの聞き間違いや勘違いという線はありませんか? たとえば単に長門さんはやまびこの練習をしていて、それを偶然聞いたあなたが動揺しているようなので、場を和ますために冗談にしようとしたとか」
「やまびこの練習をしてる時点でおかしいだろ。古泉、お前こそ動揺してるんじゃないのか?」
わけのわからないことを抜かす古泉に呆れつつ、前方を歩く長門に視線を向ける。
ハルヒが何やら偉そうに語っていることを熱心に聞いて頷いている。ふと、目があった。
「……やっほー」
!?
「古泉! 今の聞いたか!?」
「え? なんのことですか?」
「やっぱり俺に向かって言ってたぞ!」
「例のやまびこですか? でしたら、返してみたら如何でしょうか? ものの試しです」
「やっほー!!」
急かされるように大声を張り上げると、当然ながら女性陣に白い目で見られた。
そして肝心の長門は完全にシカトだった。
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