【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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288: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:48:00.99 ID:7SyiISYv0
確かにキョータローは一見バカで助平なようだけどその実紳士的で、安易に手を出してくるような男ではない。
しかしこの時の私は、むしろ彼に度胸があった方が都合が良いとさえ思っていたのだ。
長らく麻雀漬けの青春を送ってきた私にとって、須賀京太郎は初めて触れた男性にも等しかった―――それが悲劇の始まり。
彼と積み重ねてきた二年間は私にある種の『思い込み』をさせていた。

以下略 AAS



289: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:50:23.27 ID:7SyiISYv0
京太郎「ふぅ......仕事終わりだろうに悪いことしたかな」

淡「大変だなー、ゆみ先輩」

京太郎「他人事みたいに言うけどなぁ。俺たちだってあっという間に先輩と同じ立場だぜ」
以下略 AAS



290: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:51:39.38 ID:7SyiISYv0
モモが食い散らかしたつまみの皿と私が平らげた冷凍チャーハンの皿を片手で器用に持ち上げる。
キョータローはシンクへ向かうと、そのまま洗い物を始めてしまった。

京太郎「―――ま、なるようになるだろ!」

以下略 AAS



291: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:52:23.03 ID:7SyiISYv0
京太郎「淡、お前どうやって帰るつもりだ?加治木先輩に一緒に送ってもらうか」

淡「逆方面だし申し訳ないからいいや」

京太郎「不遜なお前に『申し訳ない』なんて考えがあるなんて、天変地異の前兆か何かかよ?」
以下略 AAS



292: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:53:09.07 ID:7SyiISYv0
京太郎「.........加治木先輩か?やけに早かったな」

京太郎「すまん。手が離せなくてさ」

淡「はいはい、淡ちゃんが出てあげますよーだ」スタスタ
以下略 AAS



293: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:53:54.59 ID:7SyiISYv0
【数十分後】


咲「あはは、そうだったんだ。京ちゃんったら大学の話はあんまりしないから」

以下略 AAS



294: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:54:38.61 ID:7SyiISYv0
不意にチャイムが鳴る。
キョータローが玄関へ走っていき、すぐにもう一人の訪問者を連れて戻ってきた。

ゆみ「うわっ、酒臭―――って宮永咲プロ!?」

以下略 AAS



295: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:55:14.96 ID:7SyiISYv0
ゆみ「おぶっていくしかないか」

京太郎「手伝いましょうか?」

ゆみ「大丈夫だよ。手荷物も大した量じゃないし一人でもなんとかなる」
以下略 AAS



296: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:55:57.20 ID:7SyiISYv0
淡「......行っちゃった」

咲「行っちゃったねぇ」

淡「......ねぇねぇ、サキ」
以下略 AAS



297: ◆copBIXhjP6[sage saga]
2021/03/30(火) 04:56:45.50 ID:7SyiISYv0


 京太郎「咲、八月の二週目って空いてるか?」

 咲「えーっと......」パラパラ
以下略 AAS



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