日暮とわ「ありがとう、もろは」もろは「へっ。なんてこたぁねえよ」
↓
1-
覧
板
20
8
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/01/10(日) 01:35:44.93 ID:t2pG1yiMO
「それで私はどうすればいいんだ?」
「一緒にしてくれるだけでいいよ」
もろはは簡単に言うが、なかなか難しい。
私がもろはの前に座っているならまだしも、抱きかかえている現状、察知出来ない。
「何か合図を出してくれ」
「じゃあ、そんときは手を握るよ」
湯船の中でもろはの指が私の指に絡まる。
それを握った時が合図。上手くいくのか。
いや、成功させるんだ。前向きにいこう。
「なんか緊張すんな」
「やっぱりやめておくか?」
「いいや。それは怖気づいたみたいで性に合わねえ。とわだって犬の大将の爺様の血を引いてるならわかるだろ? 絶対に逃げちゃならねえ戦いが、今だってことくらい」
犬の大将が聞いたら怒りそうな台詞だが、確かに尻尾を巻いて逃げるのは性に合わない。
半妖である私と四半妖であるもろはに尻尾はないけれど、負けず嫌いなところは同じだ。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
12Res/9.97 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
日暮とわ「ありがとう、もろは」もろは「へっ。なんてこたぁねえよ」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1610209440/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice