日暮とわ「ありがとう、もろは」もろは「へっ。なんてこたぁねえよ」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2021/01/10(日) 01:29:54.00 ID:t2pG1yiMO
「よくもやってくれたな、もろは!」
「やべ! 怒らせた!」
「今度はこっちの番だからな!」

逃げ出そうとするもろはを捕まえて、背中を隈なく洗う。私よりも小さくて華奢な背中。
それでもきっと、令和の世で草太パパに大事に育てられた私よりも、もろはは強い。

「ありがとう、もろは」
「へっ。なんてこたぁねえよ」

会ったことはないがもろははきっと私の父の弟に似ているのだろう。そして私の叔母の優しさも受け継いでいる。それはそれとして。

「はい、おしまい!」

バチンッ!

「ぎゃっ!? くぅ〜……来ると思ったぜ!」

先程のお返しに背中を叩くと、もろはも涙が出るほど痛かったらしく溜飲は下がった。
やられてばかりでは姉の矜持に傷がつく。


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