【チェンソーマン】「租唖」についての授業を始めます
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9:名無しNIPPER
2021/01/04(月) 22:31:11.87 ID:xv4bpZRfO
 ところで、租税の中には「累進課税」という制度が設けられているものがあります。

 稼いだお金の一定額を納める所得税などがこれに当たり、よくお金を稼ぐ人ほど稼いだお金に占める税金の割合が大きく、反対にあまりお金を稼げない人は、税の割合が小さかったり納める必要がなかったりします。お金の格差が拡大しすぎて社会が不安定になってしまうのを防ぐためです。

 租唖も、それぞれの人で重さは違います。「美しい言葉を正しく扱える人」は、そうでない人よりも「言葉を扱う権利」が大きくなっています。そうすることで「言葉の再分配」が行われ、「美しい言葉を正しく扱えない人」同士のコミュニティでも、「美しく正しい言葉」が行き渡りやすいというわけです。

 租唖が軽い人はどのような人でしょうか。はい、いわゆる「言語検定特級」――正しくは「言語能力・思想検定特級」に合格した人や、身分が高貴な方、お金を沢山持っている人、国を治める方々などは、租唖がほとんど免除されていますね。

 反対に罪を犯してしまった人は――特に「言葉にまつわる罪」を犯した人は――社会に悪影響を及ぼさないために重い租唖が課されますね。
 また東京では、地方から来た人や外国の人の方が、東京の人よりも租唖の負担が少し大きいです。我が国の「標準語」を守るためです。


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