【チェンソーマン】「租唖」についての授業を始めます
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名無しNIPPER
2021/01/04(月) 22:33:35.63 ID:xv4bpZRfO
それと皆さんはまだ子供ですから、租唖は大人よりも重く課されてしまっています。租唖は十段階までありますが、皆さんの多くは第六等級だと思います。
四日に一度は「租唖の日」が設けられ、自分の言葉を「四十人」以上に同時に届けることは認められない等級です。
もちろん本人の資質次第で、あるいは親御さん次第で変わりますから、第七、第八、あるいは第五等級だという人もいるでしょう。――佐竹君、いまなんて言いましたか?他人の等級を侮辱する発言は、立派な暴言です。もし先生が通報をすれば等級が下がりますよ。
――そして「義務教育卒業試験」に合格できれば第五等級まで、つまり大部分の大人と同じ等級になれます。努力次第ではさらに上げることもできるのです。言うまでもなく、等級が上がるにしたがって、言葉を扱う責任も伴うことは忘れないでください。
――市川さん、何でしょうか?「先生の等級を教えてください」ですか?先生は第三等級です。租唖は十日に一度、しかも仕事のある時間帯は免除されますし、自分の言葉を「千人」までに――つまりこの小学校のすべての生徒に届けることが許されます。
まあ、先生の話は置いておきましょう。
このように租唖は、「租唖の日」を課したり、等級を設けたり、言葉に関する仕事のライセンスを設けることで、国が言葉を国民から「集め」て適切に社会に「分配」しているというわけです。
国が国民からお金を集め、医療・水道・消防・道路・教育・警察といったサービスに分配して美しい社会を維持する、租税と似ているのが分かると思います。
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