34: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:32:08.33 ID:yjJ7DZoqO
愛「それじゃあ……試合、始めっ!」
せつ菜「先手は頂きます! ヒバニー、でんこうせっか!」
「ヒバッ!」
体当たりよろしく、突撃して来るヒバニー。
かなりのスピード……躱すのは難しそうだ。だったら。
歩夢「メッソン、はたくで迎え撃って!」
「メソ!」
「バッ!?」
正面から一発、弾き飛ばされるヒバニー。最初の一撃は私たちが貰った。
せつ菜「大丈夫ですよヒバニー、でんこうせっかを続けてください!」
「ッ、ヒバー!」
体勢を立て直し、すかさず再突撃。
歩夢「来るよ、もう一度はたく!」
「メッ!」
愛ちゃんの時と同じ、勢い任せで向かってくるタイプ……私は彼女らを、そう判断した。
だったら最初の対処法は同じ。隙を見つけるまで、突進するヒバニーを2回3回と弾こうとする。
けれども。
歩夢(速い……)
一度は当てられたカウンターも、あとは空振りが続くばかり。
スピードを伴った勢い任せに、メッソンも私も翻弄されっ放しだ。
112Res/106.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20