16: ◆8TImjtGSKs[sage]
2021/01/01(金) 20:09:11.23 ID:yjJ7DZoqO
果林「2人とも新人トレーナーでしょ。だったら、図鑑を使えるようにしておかないとね」
カタカタカタ。果林博士の指が、PCのキーを叩く音。
果林「はい、データの転送は出来たわ。2人とも、図鑑アプリのアイコンがある筈よ」
試しに起動してみなさい、と促され。
タブレットに追加されたアイコンをタップしてみる。
『ゴーゴート ライドポケモン タイプ:くさ
山岳地帯で 生活する。ツノを 握る わずかな 違いから
トレーナーの 気持ちを 読み取るので トレーナーと 一体となって 走れるのだ』
『キュワワー はなつみポケモン タイプ:フェアリー
ツルを 使って 花を 摘み 自分を 飾る。
花弁から ただよう 香りには 癒しの 効果がある』
早速、怪我の治療をしてくれた2匹の情報が画面に映し出されていた。
愛「ネーヴェって、ゴーゴートのことだったんだ」
果林「そうよ。その子はエマが子供の頃から一緒だったらしくてね。
ニックネームをつけて可愛がっていたのよ」
エマ「か、果林博士! その話は……」
果林「あら、いいじゃない。隠すような話でもないでしょ?」
エマ「も〜〜〜っ……」
2人のやり取りに、自然と私たちも笑みがこぼれる。
博士と助手、仲はとっても良いようだ。
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