高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「昼下がりのカフェで」
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/20(日) 14:39:38.84 ID:5Cdea6Tl0
藍子「それで、もう半分のサプライズの部分は、どんなことが起きるのかってところなんです」

藍子「そんなにびっくりしたり、ものすごく感動したり……ってほど、大きな計画ではないんですけれど――」

藍子「わくわくしてもらった方がいいかな、って♪ 看護師さんも、そう計らってくれているみたい」

加蓮「あの人、隠し事とかはホント得意だからなー。私もほとんど見破れたことないし……」

藍子「加蓮ちゃんでも?」

加蓮「隠してることすらね。何か隠してるって分かったところで、どう問い詰めてもすぐはぐらかされるし」

加蓮「しかもさ。そういう態度を取られるのがムカついたとか、なんか負けたくないとか思っちゃって、どうにかして暴こうとするんだけど……ホント、勝てたことがなくて」

加蓮「それをあの人、けらけら笑うんだよ。ひどくない? ちっちゃい子供を苛め倒してさー」

藍子「……ふふ♪」

加蓮「む」

藍子「それってきっと、加蓮ちゃんが一生懸命になって隠しごとを暴こうとしているのが、嬉しかったんだと思いますよ」

加蓮「はぁ??」

藍子「だって看護師さん、加蓮ちゃんのことを……その、ちょっと難しい子だって、言ってたから」


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