高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「昼下がりのカフェで」
1- 20
12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/20(日) 14:38:08.92 ID:5Cdea6Tl0
藍子「それだけあったら、探すのが大変になっちゃう。……あれっ。このお話って、昔にもしたような?」

加蓮「したっけ? じゃあ結局、藍子には秘密が合わないってことだね」

藍子「楽しいことや嬉しいことがあったら、つい喋っちゃうから……。でも、加蓮ちゃんの話してほしくないことは、誰にも言っていませんよ」

加蓮「ホントー?」

藍子「ほんとうにっ」

加蓮「へぇ……?」

藍子「ほ、本当ですもん」

加蓮「なんて。それは見れば分かるー」

藍子「ほっ」

加蓮「秘密の話……。……ねぇ、藍子」ガシ

藍子「はい――え、あ、あの、加蓮ちゃん? どうして急に、そんなに恐い顔に……きゃっ」

加蓮「アンタ、打ち合わせで看護師に会ったって言ったよね? それで、思ったより長くなったって言ったわよね……?」

藍子「は、はい。ちょうどその頃は、まだ日が陰っていなくて……少しだけぽかぽかしていたから、病院の中庭で。ベンチにゆっくり座って、お話したんです」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
28Res/26.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice