武内P「神崎さんが反抗期になってしまいました……」
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11: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/12/20(日) 06:50:26.78 ID:HjGwYR9T0
※ ※ ※


――救護室


武内P「」チーン

美波「プロデューサーさん……」

蘭子「我が友ぉ……我が友ぉ……」グス

文香「きゅ、救急車を呼んだ方がいいのではないでしょうか」オロオロ

美波「二人とも、落ち着いて」

蘭子「美波さん……でも、我が友が!」

文香「何か……できることはないのでしょうか?」

美波「……プロデューサーさんは今この世で一、二を争うほど愛くるしい天使に否定されて絶望している。だから必要なのは――愛!」

蘭子「愛(リーベ)!?」

美波「そして眠れる王子様に、お姫様が愛を伝える方法は一つだけ」

文香「ま、まさかそれは……っ!」

蘭子「……?」

美波「蘭子ちゃん。プロデューサーさんが今一番必要としているのは、蘭子ちゃんの愛なの。だから――」



――

――――

――――――――



武内P(ここはどこだろう……? 真っ白で、ぼやけていて……何より寒い)

武内P(このままではいけないと、強まっていく寒気が教えてくれる。けどどうすればここから出られるのでしょうか? 手がかりを探そうにも、白くぼやけた世界は私に何も教えてくれない)

武内P(ここは……天国?)


――我が友


武内P(ああ――やはり天国だった)

武内P(この清らかな声は、きっと天使様の呼びかけに違いない)


――我が友よ、許してくれ。そして謝罪を……わ、我の謝罪を――受け取ってくれ)


武内P(天使様はそう告げると、私に熱を与えてくれた。唇から伝わるぬくもりに、死に瀕していた私は思わずすがりつき、さらなる熱を求めて――)


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