武内P「神崎さんが反抗期になってしまいました……」
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10: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/12/20(日) 06:49:09.11 ID:HjGwYR9T0
武内P「神崎さんがですか?」

文香「はい。蘭子さんは今回兄さまに酷いことを言いましたが、それは嫌われてもいいと思ったわけではありません。自分なら兄さまに酷いことを言っても、兄さまにとって大切な存在であり続けると疑いもしなかったらでしょう」

武内P「……ッ!?」

文香「私は兄さまに酷いことを言おうとして、嫌われるのではないかと恐れてしまいました。血を分けた肉親でもないのにそこまで信頼関係を築けた二人を、私は羨ましいと感じるのです」

武内P「信頼……私は神崎さんに、信頼してもらえているんですね」

文香「ええ、良かったですね兄さま」

武内P(そう考えると、先ほどまでの神崎さんの態度も可愛らしく思え――)


カツーン、カツーン


蘭子「我が友……」

武内P「神崎さん? レッスンはどうしましたか?」

蘭子「休憩でジュースを……じゃなくて」

武内P「……?」

蘭子(プロデューサー……なんだか文香さんと良い雰囲気だ)

蘭子(文香さんは美波さんぐらい美人で……頭も良くて、優しくて、おっぱいも大きいし……だからって!)

蘭子(さっきまで私とラブラブしてたのに……っ!!!)

蘭子「我が友なんか……だ……だ……だい……っ」

武内P「あの……神崎さん?」





蘭子「大 っ っ っ っ っ 嫌 い ! ! ! 」





武内P「」

武内P(きら……い? 神崎さんは私を……大っ嫌い)


――神崎蘭子に信頼されている。
そう思った直後の脈絡のない罵声は凶悪極まりない気圧差を生み、武内Pの心臓を締めつけ……


武内P「グフゥ……」

文香「に、兄さま!?」

蘭子「ふぇっ!? 我が友!?」

武内P「」


――息の根を止めた。


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