キョン「9マイルは遠すぎる」
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10: ◆copBIXhjP6[saga]
2020/12/06(日) 15:50:12.23 ID:/JAVxUrS0
古泉「ここから更に踏み込めば、もっと環境を絞り込めますよ」


推理5:『この文章はSOS団における発言である』


古泉「今日の午前中は全て考査でしたから、あなたがご学友と交わす会話は短い休み時間くらいのはずです」

古泉「あなたが涼宮さんと試験の内容についてあれこれと話していたとは思えません」

その通りだ。ハルヒは毎回試験時間の中頃には既に机に突っ伏しているし、
終わった後に何か聞こうとしても「そんなことも解らないの?」という態度で対応されるということは去年だけで充分に学習した。
テストの合間の貴重な休み時間をわざわざ浪費してまで気力ゲージを減少させようという気にはならん。

古泉「国木田くんとそういった事を話していた可能性は否定できませんが......」

古泉「おおよそ、谷口くんとテストの出来を嘆いていたくらいでは?」

キョン「それは俺に対する嫌味か?えぇ?」

古泉「あはは、まさか。これまでの事実から予想されることを率直に話しただけです」

いや、もう一人。
こいつも薄ら寒い笑いを貼り付けておきながら地味に毒舌を吐く奴だった。完全に失念してたぜ。

古泉「そしてあなたが部室に来てから、涼宮さんによって命令が下されるまでは僕と将棋をしていましたね」

そういえば対局から始まってからしばらく、彼女らは窓際に集まって何やら会話をしていた。
声量は小さかったし俺も目の前の戦局に集中していたから、ガールズトークとかいうやつだろうと思って特段気には留めてなかったっけ。

古泉「従って、その間に女性陣――――部室に残った三人が話していたことが関係しているのではないか。と予測できます」


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