100:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/02(水) 01:15:48.32 ID:tRJaplXx0
これに驚いて、熱中症でもやって倒れたか、と反射的に駆け寄った、……のが大きな間違いだった。しなやかな体躯に、ピンクを混ぜたような紫の髪、鼻孔をくすぐる甘くて辛い、刺々しくも茫洋な香り――
一ノ瀬志希は、千夜に気付いたらしく「ん」と発し、顔も向けず続けた。
「そこでな〜にをしてるのかにゃ〜?」
「こちらの台詞なのですが」
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