77: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/11/30(月) 23:08:31.50 ID:q9fUR5lJ0
PRRRRR!
彼方「!」
エマ「え、今度は」
彼方「……善子ちゃんからだ。つまり」スピーカーモードに切り替えー
善子『彼方! 今どこにいるの?』
彼方「部室で、皆といる」
善子『この前のクロケット帽の画像。あれについて考えたわ』
彼方「…続けて」
善子『”彼女”が爆発を起こそうとしている。それであってるのよね? それなら全部辻褄があうの』
穂乃果『うわっ、善子ちゃんの声が聞こえた?』
善子『かすみが栞子をつるし上げた事に対して異様にあの子が冷静だったのも、それなら』
穂乃果『ど、どういうことかな? 善子ちゃん』
善子『かすみが栞子をつるし上げた事に対して、あの子は異様に冷静だった。暴動寸前よ、下手したら退学になってもおかしくないし、栞子だって無事では済まないかも知れない。けど、あの子はあっさり済ませてしまった。片を付けたよ、みたいに』
善子『でも、逆に考えればそれをもとから想定していた、いや、そうするように自分から仕向けたなら逆に思うがまま。これは空想であってほしいわ…でも、彼方が送ってきたクロケット帽』
善子『デイビー・クロケット。意味は二つ。一つはテキサスの勇者、もう一つは――――――世界最小の核兵器』
善子『あの子が、何か爆発させようとしているのね?』
かすみ「…正解ですよ、よっちゃん」ボソリ
穂乃果『えええええええっ!!!!?』
歩夢「うん、きっとそうだよ。かすみちゃんは言った。あの子は、ランジュを次のライブで壊そうとしているって。だからあれだけ、合同ライブの話を押し出した。ランジュちゃんも、あの子から持ち掛けてきたって、確かに言った」
愛「き、聞いたことなかった。前のライブで、ランジュがそれを持ち掛けられたって話しか…」
穂乃果『うーむ』
善子『そこでデイビー・クロケットを撃つ気なのね……彼方が教えてくれなければ、危ないところだったわ。すぐに皆に―――――――』
善子『わっ、マリー!?』
穂乃果『あ、あれ? にこちゃん、何を? 穂乃果のスマホー!』
愛「あ」
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