25:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:42:28.03 ID:y22fAio70
モバP「……常務から、俺は完璧なプロデューサーじゃない、と言われた」
モバP「その後、すぐに「完璧じゃない方がよかった」って言い直されましたよ」
モバP「その意味を、ずっと考えていたところです」
26:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:43:02.87 ID:y22fAio70
モバP「そんな……わからない、わからないですよ……」
モバP「俺は、今までアイドルのために必死にやってきた。結果も出した」
モバP「アイドルたちにだって、信頼されているはずだ……」
27:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:43:33.16 ID:y22fAio70
瑞樹「……ねえ、プロデューサー君、朝、私が出したクイズ、覚えている?」
モバP「クイズ……?」
瑞樹「あなたにクイズを出したじゃない。内容、忘れちゃった?」
28:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:44:04.88 ID:y22fAio70
モバP(なんでこの日なんだろう、去年は何があったかな)
モバP(日付まで指定されているんだ。そう考えるには時間はかからなかった)
モバP(目の前の彼女がまだ笑っていれているうちに、この考えに至れてよかった)
29:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:44:42.45 ID:y22fAio70
モバP(ピースを1つでもはめることができれば、後は簡単だ)
モバP(どうして、大切なアイドルのひとりである川島さんの誕生日を忘れてた?答えは俺が完璧なプロデューサーになろうとしたからだ)
30:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:45:13.79 ID:y22fAio70
モバP「おととい、忍を落ち着かせる時、俺はあいつのまんこをいじっているはずなのに勃起もせず、ライブが成功するようにとしか考えていなかった」
モバP「帰ってきたあいつに、ギューもしてやれない、頭も撫でてやれない。忍が泣いていたのは、ライブ成功が嬉しかったからだけじゃなかったんだ」
モバP「千秋に至ってはさ、口に出して気持ちを伝えてくれた。俺も自分にとってはかけがえのない存在だって」
31:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:45:41.34 ID:y22fAio70
モバP「完璧なプロデューサーだからって、仕事に打ち込みすぎて、目の前のことでいっぱいいっぱいになって」
モバP「アイドルたちの気持ちを考える余裕も、コミュニケーションに応じる余裕もなくなったんだ」
モバP「そして、去年、あんなに盛大に祝って、お酒が飲める川島さんと佐藤で朝まで飲み明かした、川島さんの誕生日のことまで忘れて……」
32:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:46:10.58 ID:y22fAio70
瑞樹「きっとそれが、プロデューサーとしてもあるべき姿なんだと思う」
瑞樹「でも、私たち、私たちアイドルにとっては、きっとあるべき姿じゃなかったんだわ」
瑞樹「だって、アイドルでいる間、ずっとあなたから愛されセクハラされ、それでもみんなあなたが大好きだったんだから」
33:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:46:42.69 ID:y22fAio70
モバP「わぁあああああ!!!!ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!!」ポロポロ
瑞樹「プロデューサー君……」ナデナデ
34:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:47:15.27 ID:y22fAio70
モバP「そうだ!!川島さんに誕生日プレゼントを渡さなきゃな!」ガバッ
瑞樹「きゃっ!!」ドサッ
モバP「川島さんっ!俺もうっ!!」ビンビン
35:名無しNIPPER[saga]
2020/11/25(水) 17:47:57.58 ID:y22fAio70
こうして、プロデューサーは「完璧なプロデューサー」を引退した。
その代わり。アイドル全員の気持ちを考えて、昔のように自分の欲望に忠実となり。その実アイドル達と心と身体で繋がっていけるような、そんなプロデューサーを再び目指そうと決心した。
11月25日は川島瑞樹の誕生日。瑞樹はずっと射精していなかった数か月ぶりのたっぷり精液をプロデューサーからプレゼントされ、彼のためにこれからもがんばろうと決意したのであった。
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