【ミリマス】電話越しのシガレット
1- 20
44:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 01:32:14.63 ID:F8D/mY4l0


それをニコニコ見ていたバタ子。



「でも、好きなんだ?」

「……きらいよ。あんなやつ」


私の言葉を無視して、バタ子は詰める。


「好きなら、いえばいいじゃない。好きだって」


「……言えないわよ。
私はアイドルで、彼はプロデューサー。
困らせたくないもん。
そんなこと、言えるわけ、ないじゃない…」


言う勇気だって、権利だって今の私には。
と、出かかった言葉を飲み込む。


「……はぁー、私よりよっぽど青春だ」


呆れたように机に突っ伏した私を見下ろして言う。
いつぞやと、逆。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
88Res/56.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice