28:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 01:18:20.99 ID:F8D/mY4l0
しばらく飲んでから、私は彼に尋ねる。
「ねぇ、プロデューサーくん。
私のセンター公演だけど、チケット用意できないかしら?」
「お?別に構わないけど」
私がチケットを頼むなんて、かなり珍しいこと。
彼の目が、少し詮索するように私を見る。
「ほら、前話した、バタ子。あの子にセンター公演の件を話したら行きたい!って」
彼は、ああ、と思い出す。
「あれから先輩とはどうなんだ。なにか聞いてるか?」
彼も人の恋愛話が気になるのか、少し食い気味に聞いてくる。
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