915:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 09:04:04.54 ID:KbfSVIxh0
子供「ああ!!子ウルフ!!探して居たんだよ…なんで直ぐに出てこないんだよ」
子ウルフ「ワフワフ!!」
子供「群れの言う事に逆らえない?なんだそうだったのか」
ウルフ「ガウルルル…」ノソノソ
子供「おいでおいで!!」
子供「え?毒の治療でこの森に来たんだって?」
子供「精霊樹の恵みが欲しいのか…大丈夫僕が治せるよ」
子供「線虫!」ニョロリ
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『ウルフの群れ』
ガウルルル アオ〜〜〜ン
子供「…そうだったんだ…精霊樹の葉には毒消しの効果が合ったんだ…へ〜」
子供「エルフが精霊樹を守ってて中々分けて貰えない…な〜んだ順番待ちな訳か」
子供「毒に侵されてるのはやっぱり虫のせい?」
子供「なるほど…虫が所構わず暴れ回ってる訳ね…人間の村も同じなんだよ」
子供「食べ物は向こうの森の方が充実して居るよね?」
子供「だから戻るって…ちょちょちょ…もう行くの?」
子供「実はさ…今ウルフ討伐隊が出てて危ないよ?」
子供「知ってるって…だったらわざわざ危ない所に行かなくても良いじゃない」
子供「仲間に順を伝える必要があるって…そうか順番待ちになってるのか」
子供「じゃぁやっぱ虫を何とかしないとコレ終わらないね」
子供「ちょちょ待ってよ…僕もこの森に用が無くなった…虫の所に案内してよ」
子供「ダメって何でさ…良いじゃん毒を治してあげたんだし…」
子供「人間が来る所じゃ無いのは分かってるよ…僕はそこに入った事もあるんだ」
子供「いや本当さ…白狼の血も流れてる」
子供「マジマジ…だから本当だって…じゃなきゃこんなに話せる訳無いじゃない?」
子供「冷たいなぁ…じゃぁ勝手に付いて行くから案内だけして」
子供「大丈夫さ付いて行けるよ…ちょちょ…だから行動が早すぎる…待って待って」
シュタタ シュタタ
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